2022年10月06日

No.13 産婦人科専攻医 金子侑暉先生インタビュー

今回のインタビューは、友愛医療センター産婦人科専攻医の金子侑暉先生です。日々の忙しい臨床の合間に、時間をみつけて文献を読んだり手術の練習をしたりと、スキルの向上に努めています。

専攻医になって、初期研修医と比べて大きな違いは何ですか?

色々思い当たりますが、最も違いを感じるのは「決定力」です。もちろん研修医の間も自己判断の下で行動することはあるかと思いますが、診療や手術での一つ一つの決定が方針となっている感覚が強いです。

友愛医療センター産婦人科専門研修の魅力はどこですか?

産科、婦人科、不妊治療と幅広く学ぶことができることは言わずもがな魅力的ですが、個人的には「産婦人科を好きになる、好きでいさせてくれる」ような上級医の人柄が大きな魅力です。専攻医になり環境も変わり、ストレスを抱える中で自ら志望した診療科であっても、後悔したり辛くなることは往々にしてあるかと思います。当科は上級医のサポートや雰囲気作りを含め、忙しい中でも楽しさや達成感を感じられる職場です。その中でモチベーションを高め、自己研鑽に励むことができます。

友愛医療センター産婦人科上級医の先生方の印象は?

多種多様な先生がいらっしゃいますが、皆温厚で優しい中で時に厳しく指導があり、とてもメリハリのある印象です。お話が上手な先生も多く、回診のあとに良く談笑しています(ソーシャルディスタンスは保っています)。

休日は充実していますか?

充実な時間を過ごせるように心がけています。家族と過ごす時間を大切にしたいので、仕事時間は目一杯動き、帰れるタイミングでは帰るようにしています。当科では今後働き方改革を意識した勤務も調整中で、下っ端ながら幸せな休日過ごさせていただいています。

後輩の先生方へメッセージ

産婦人科に限らず、学生・初期研修で学んだことが診療に活き、患者さんの手助けができたときに感じる達成感は代え難いものです。産婦人科は命の始まりと終わりをどちらとも経験できる他にない科と考えていて、その達成感も一入ですのでぜひ一考してください。どの科に興味を持っても「自分が、家族が同じ状況ならどうしてほしい」を意識して、ともに精進していきましょう。