専門研修

専門研修について

当院では現在29名の専攻医(連携プログラム含む)が研修しています。サブスペシャリティ領域が決まっている先生も決まってない先生もいますが、本人の希望を聞きながら、それぞれ個別での対応を心がけています。研修に関してはある程度幅広く、かつ多くの症例を診ておくことは各種分野で使用されている分子標的薬など新しい治療の副反応に対応するためにも有益なことです。私自身が歩んできた道のりとは随分様相が変わっていますが、教育環境を整え、成長速度を早くしていくことは医学の進歩からすれば必然だと思っています。臨床研修は分化させるものではなく、統合していくものであり、どこに行っても通用する「グローバルスタンダード」を重視しています。

今、新専門医制度や医師の働き方改革など医療界に新たな潮流が渦巻いています。当院はこの流れにうまく乗りながらも、多様性を受け入れ、かつブレない軸をつくっていきたいと思っています。

2021年度専攻医・後期研修医受入

内科

外科

産婦人科

整形外科

麻酔科

耳鼻科

腎・泌尿器外科

脳神経外科

救急科

合計

20

1

6

2

1

2

1

1

2

36

当院の専門研修プログラム(新専門医制度)

基幹プログラム

内科

内科学会専門医をはじめとして、各科に在籍する経験豊富な指導医のもと、基礎的診察能力、広い知識と質の高い診療技術を習得できます。全人的な診療に当たる医師の育成を目指します。

産婦人科

基礎的診察能力(救急疾患、プライマリケア)を基本として、充実した手術症例・開腹、膣式、腹腔鏡手術と幅広い技術習得を目指します。産婦人科医としての診察能力、問題解決能力を身に付けます。

整形外科

「実践に強い整形外科医師」を到達目標とし、経験と実積により洗練された研修を提供します。多くの手術実績と広範な診療領域を誇り、充実した研鑽を積んでいきます。

外科

豊富な症例を経験でき経験豊かなスタッフの指導のもと外科専門医取得のみならずサブスペシャリストにも必要な幅広い確かな知識と高度な技術を身に付けることができます。

連携プログラム

内科、整形外科、外科、産婦人科、救急科、麻酔科、小児科、形成外科、泌尿器科、放射線科、病理診断課、脳神経外科、耳鼻科