2022年09月12日

No.12 産婦人科専攻医 渡名喜望海先生インタビュー

今回のインタビューは、友愛医療センター産婦人科専攻医の渡名喜望海先生です。出産・育休を経て復職し、研修と子育てを両立すべく、日々奮闘しています!!!

友愛医療センター産婦人科専攻医の1日を教えてください。

朝のグループ回診から始まり、手術日は担当手術に入り、手術がない日は外来業務や入院中の患者さんの診察を行います。夕方には、産婦人科全員での 前濱俊之先生との回診があり、みんな和気あいあいとしています。
緊急手術が続いたり、分娩が重なったりと忙しい日もあれば、のどかな日もあります。落ち着いている時には、上級医の先生と雑談したり勉強したりする時間もあります。産婦人科は日によって忙しさが違い、外来と手術日でも業務が全く違うので、メリハリがあり毎日楽しく学ぶことができます。

友愛医療センター産婦人科専門研修の魅力はどこですか?

なんといっても、上級医や先輩、助産師さんなどスタッフ皆が優しいところです。私は勉強も苦手で 怒られると畏縮しちゃうタイプですが、皆さん優しく教えてくださって質問もしやすい環境です。
また、当院では産科・婦人科・不妊治療・救急などバランス良く学ぶことができます。上級医の丁寧な指導のもと、早くから主治医や手術執刀をさせてもらう機会があるため、早くから経験を積むことができます。

育児休暇から復帰して、働き方や生活はどのように変化しましたか?

実際に子供ができて、子育てとの両立の大変さが分かりました(笑)現在は育児短時間業務で時間制限がありますが、周囲の皆さんは、私の「子供との時間も大事にしたいし、後期研修で沢山経験したい」という気持ちのジレンマを理解してくださり、上級医の先生方も私にとっての最善の方法を常に考えてくれています。子供との時間を持つこともでき、上級医や同期後輩・育児に積極的な夫の力を借りながら、楽しみながら沢山のことを吸収できています。

友愛医療センター産婦人科上級医の先生方の印象は?

男女の割合も半々程度で話しやすい気さくな先生方が多いです、というか全員です。子育て中の先輩医師も多く、診療に関することはもちろん、将来設計や育児などの人生相談もしやすく参考にさせてもらっています。症例や疾患について丁寧に教えてくれるだけでなく、帰る時間を気にしてくれたり、症例を譲ってくださったりと 本当にありがたいです。

後輩の先生方へメッセージ

産婦人科を希望している医師にとって、友愛医療センターは子育てしながらでも(子育てしていなくても)とても働きやすく学びが多い環境だと思います。一緒に働いてくれる専攻医を皆で心待ちにしています。